Shingo's コラム
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ここはスコアアップに役立つ「考え方」「モノの見方」「技術的なアドバイス」などを
一方的に配信するという自分にとっては大変都合のいいコラムです(笑)。
参考になるなと思うところがあればお役立てください。
ススメ その24 メンタルコントロールのコツ(イチローや藍ちゃんに学ぼう)
前述ススメ23で「スコアが悪くても今できる最善を求めて努めて欲しい」というお話をしましたが
具体的に参考になる心のもち方がありますのでそれをお話します。
それは心の波を、現実と比較して小さく保つことです。
つまりバーディーをとったとします。それは自分にとって「10」の価値がある出来事だとしたら「5」喜ぶ。
ボギーを叩いたときは「10」残念な出来事だったとしても「5」悔しがる・・・というふうにです。
「ボギーを叩いたときはわかるけどバーディーの時は思い切り喜んだ方がいいんじゃない?」と思う人もいると思います。
でも例えば思わぬバーディーチャンスに喜び勇んで短いパットを外してしまった経験はありませんか?
これなんかも結果以上に自分の神経を高ぶらせてしまい結果を考え、目も前のやることが疎かになる典型です。
ナイスショットに狂喜し、ミスパットにため息は実はプレーヤーの心理ではなくギャラリーの心理です。
思えばイチロー選手は自分の細かな作業の積み重ねが結果を招くという事を知り尽くしているのだと思います。
だから周りの報道陣やファンの喜びように比べ本人はそっけなく映るときがあるのです。
ヒット打ってもはしゃがず、不振が続いても平然としている・・・そんな風に見えますよね。
でも面白いのはシーズン終了後の独占インタビューなんか観たりすると、不振のときは「不安でしょうがなかった」
「正直泣きたかった」などの話が聞けて面白く思います。それだけ普段はメンタルコントロールしているんです。
だからシーズンが終わったときに大きな喜びが手に入るのだと思います。
同じ事が宮里藍選手にもいえます。
彼女は同世代の選手の中で一番そのあたりの大切さに気付いているのではと感じます。
彼女も周りからは「藍ちゃん、藍ちゃん」ともてはやされていますが、よくよく見ると
コメントも態度も淡々としていると思いませんか?バーディーとってもニコッと手を上げたらキリッとしてもう次を考えている。
結果が出ないときの事を報道陣に尋ねられても決して感情的にならず今取り組むことに集中している様子を見て感じます。
彼女が優勝した05年の戸塚カントリーの日本オープン。この時プロデビューした諸見里選手は
ギャラリーと一緒になって実に楽しそうでした。確かトップ5に入る活躍だったと思います。
でもこの時諸見里選手のキャディをしたコーチの江連さんのコメントのほうが自分は印象的でした。
「このままではしのぶは一生藍ちゃんには勝てない・・」
これはスイングの事を指してではなくプロとしての心構えを指してのことだと自分は思いました(真意はわかりませんが・・)。
楽しみ方は人それぞれですが、目の前のことに一喜一憂するよりもラウンド後に大きな喜びを得れるよう
工夫してみるのも実は面白いと思います(実はコレが奥が深いんです(笑))
メンタルや集中力にもスタミナがあって心の波を大きくしているとすぐ浪費します。
結果キレ易くなる・・・。
自分もレベルの差こそあれ意識して取り組むようになってからスコアの波は確実になくなりました。
悪いときにも粘れるようになったんです。
興味を持った方、お試しあれ。
ススメ その23 「キレる」はクセになる
出だしのホールや自分の調子が良かった所で、思わぬスコアを叩いたりすると
その後ずるずる集中力を欠いてプレーしてしまった経験ありませんか?
自分の生徒さんで練習場ではいいショットを打つ人でスコアが安定しないという方がいます。
この方との話の中で
「先週のゴルフはいい調子だったんだけど13番のトリ(プルボギー)で(集中力)キレちゃったよ」
という話がありました。
結局それ以降ダボ以上のオンパレードだったそうです。
そこでこのような話をしました。
「落胆はわかりますし、気持ちの建て直しが難しいのもわかりますが、キレるのはクセになりますよ」と・・。
やはり、メンタルやマネジメントなど疎かにせずその場で放棄せず、それでも何とかしようと努めるべきなんです。
似たようなことで、このような方もいらっしゃいませんか?
・まだ7番ホールなのに調子が悪いから午後のハーフからがんばろうと思っている
・今日のプレーが終わっていないのに今日は忘れて来週のプレーは気を取り直そうと思っている。
このような心境でプレーする癖がついてしまうとちょっと調子が悪いだけで粘れなくなります。
また目の前のやるべきことが疎かになってスコアも必要以上に崩すようになります。
タイガーを見ていて一番すごいと思うのは物事を受け入れて今やるべき事に常に集中できていることです。
だからダボの後でパーを重ねることもバーディーをとることも出来ます。
タイガーと同じに取り組めるかどうかは別として今目の前のショット、目の前のホールをどうするかと言う事を
常に心がけて欲しく思います。
「今頑張れない人は将来も頑張れない」ものです。
ちなみに前述の生徒さんはある会社の社長さんで「ビジネスにも共通する概念だ」そうです。
ススメ その22 距離の長いホールを攻略するためには
皆さんは距離の長いホールに向かったときどのようにティーショットを考えますか?
距離が長いからティーショットはなるべく飛ばしたい。
結果強振して大たたき。。このようになる人も多いのではないでしょうか。
ススメ その21 作用と反作用について考える
皆さんは物理の法則で「作用と反作用の法則」というのをご存知ですか?
例えば人間が歩くことが出来るのは「人が足で地球を押したのと同じ力で地球が人の足を押し返している」からです。
???
何のこっちゃ?と思われるかもしれませんがこの世のあらゆることは、かかる力と同等のかけられる力との兼ね合いで
起こっています。あまりに当たり前の事なので皆気付いていないだけなんです。
まぁ難しいことは抜きにして要は何がいいたいかというと、身体の動きとクラブの動きに関しても当然その法則は
成り立っているということなんです。
試してみると分かりますが、切り替えしからクラブを思いっきり寝かしてインサイド側にループさせてみると
プレイヤーの上体は右側(飛球線後方側)に倒されやすくなります。
逆にアウトサイドから振ってみると体は左(飛球線前方側)に動かされやすくなります。
後者の場合などはよく「身体が左に突っ込む(右肩が前に出るなど)からカット打ちになるんだよ」などと解説
される部分ですが、逆の見方をすると「クラブがアウトにループするから身体が左に動かされる」ともいえます。
クラブと身体の関係は「ニワトリと卵」みたいなものでどちらの動きが主でどちらが従と言い切れるものでは
ありませんが多くの人は身体の動きでクラブの動きをコントロールする方に重きをおきがちです。
フォーム(身体の動き)からスイング(クラブの動き)を作る事はありますが
同時にクラブの動きを良くする事でフォームが矯正される事も数多くあるという事をぜひ知っていただきたいです。
教え方がフォーム、スイングどちらかに偏りがちな人よりは、プレイヤーの反応を見てイメージの出やすい方へ
バランスよくアドバイスしてくれるインストラクターがいたらその人はきっと信頼できる人だと自分は思います。
余談ですがタイトルの作用と反作用の法則と言うのはニュートンの運動の3大法則に数えられる超ポピュラーな法則ですが
他の2つ(慣性の法則・加速度の法則)と比べて「当たり前なのに実に分かりにくい法則」でもあります。
物理の解説本やネットなどで調べても説明に著者の苦労具合がわかって自分は大変面白かったのを覚えています。
ちなみに自分も全ての人に理解させるように簡潔に説明せよと言われたら自信がありません(笑)。
興味ある人は調べてみると面白いですよ。
ススメ その20 目標物を立体化してパッティングを
おうちなどのカーペットやパターマットなどを利用してでパッティング練習している方、多いと思います。
ここでオススメの練習方法。カーペットの上にボールやペットボトルなどをおいて、それに程よい強さで
あたるようにパッティングを練習するのです。
経験ある方もいらっしゃると思いますが、練習グリーンでカップの代わりに置物があると意外と簡単に寄ったり
当たったりするものですが、本当にカップがきってあるととたんに難しく感じるものです。
立体的なものに当てるのと穴に落とすのとではかなり心理的な幅が狭くなります。
カップに入る強さの幅は、手前ぎりぎりか入る強さからドカンと強めに入る強さまで
意外と許容範囲が大きいものです。
穴に正確に入れようとするとその許容範囲を少なく見積もりがちになり、結果として
気持ちよくストロークしにくいものです。
普段からモノに当てる練習をして、実際のパッティングのときもカップを立体化して
(上にカップをズルっと引き出して・・またはペットボトルを想像して)
それに軽く当てるイメージでパッティングするとプレッシャーも少なく結果も良くなったりします。
イメージを変えるだけで距離感・方向性共に良くなると思います。お試しあれ。
ススメ その19 自分のメンタルと向き合うべし 〜緊張、あがりを認めてしまおう〜
過去のコラムなどでも何度か述べていますが、ゴルフでは目に見えない要素、メンタルの
比重はかなり大きいものがあります。
例えばコンペ時の朝のティーショット、ギャラリーも多くて緊張しますよね。
技術的な問題は置いておいて、ミスする多くの人は自分の感情に正直に向き合えていません。
例えば緊張している事を隠して妙に明るく振舞ったり、克服しようとして心のバランスを崩しています。
緊張状態にありながら、かっこよくナイスショットでスタートしたいという欲望が心のひずみを生んでいるのです。
結果、大きくミスショット・・・みんなの見ている前でちょっと恥ずかしい経験をした方も多いはず。
ショットのミス率を減らすにはまず「自分が緊張しているということを隠さず心から認めること」これにつきます。
いっそのこと人に「うわぁ〜、俺緊張してる〜」など伝えてしまってもいいでしょう。
そうすると妙に背伸びした結果を求めずに、「とりあえずリラックスしてバランスよく振ろう」という心理状態に
自然になりやすいと思います。
よく一流のアスリートは「緊張状態を楽しむ」というような表現をしますが、これも自分の心理状態と向き合っているから
出てくる言葉だと思います。緊張したり、あがったりすることは何も恥ずかしいことではないですし、無理して克服する
ものでもないのです。
大切なのは緊張していることを認めたうえで、「じゃあとりあえずどーする?」と行動すること。
これは心理学の要素でもありますが、恐れや不安から目をそむけてはいけません。
いっそのこと「恐れや不安」を小脇に抱えて一緒に連れて行ってあげましょう(笑)。意外といい事あるかもしれませんよ。
ススメ その18 ボールの行方は目で追おう
先日パッティングに悩んでいるという方を見る機会がありました。
一番気になったのは目線をいつまでも上げずに打っていることでした。
「それでは距離感が合わないのではないですか」と聞くと案の定「その通りです」との返答。
「本人曰くカップの音が聞こえるまで目線をボールのあった位置に残しておけ」と上級者に言われたらしいのです。
プロでも練習時にチェックとしてやる人はいるかもしれませんがラウンド時にやっている人はほとんどいません。
目標への意識が希薄になりやすくやスピード感も作りにくくなるからです。
例えるならボーリングで投げる瞬間にピンを見ていない、ダーツで投げる瞬間に的を見ていない・・・様なものだからです。
ゴルフにはインパクトがありますので現実ストローク中はボールを見る必要はありますが、
凝視する必要はありません。本当なら見ずに打ちたいくらいなのです。
目標への意識を明確にしてストローク後は転がるボールを目で追ってあげてください。
正確にはボールのスピードとラインへの乗り方をきちんと確認して欲しいのです。
数をこなしそれが正しく出来るようになると「手のスピード感」と「転がるボールのスピード感」が一致していきます。
パッティングにおいてはこのスピード感の「メモリー」をする事が大切で、距離感、方向性とも格段に安定します。
ちなみに前述の人はストローク中に身体が大きくぶれるからアドバイスされたのだそうですが、
そのような悩みを持っている人は顔を動かさないようにするのではなく背骨の向きを意識していただくといいです。
上級者はセットアップの段階でボールの方を向いている背骨はストローク中ほとんど向きや位置は変わりません。
身体が動くといわれる人はその背骨の向き・位置に注意してストロークの練習をして下さい。
目線や顔の向きは意外と関係ないものです。
ススメ その17 デジタルとアナログを明確に
(人事を尽くして天命を待つ・・のススメ)
表題が少し分かりづらいと思いますがデジタルとは几帳面な、機械的な作業のことで
アナログとはイメージ重視のある意味いいかげんな作業ととって下さい。
ラウンドでお客さんと同伴すると特にアベレージの方には共通する過ちがあります。
パッティングを例に取ると分かりやすいのですが、多くの方はセットアップルーティン
が疎かで自分の打ち出したいラインに対して思うように構えられていません。
しかし、その後のストロークでは「まっすぐ引く」ことや「手首を使わない」などのセオリーにとらわれて
妙に機械的にストロークします。
つまり、セットアップがアナログでストロークがデジタルなのです。
プロや上級者はむしろ逆です。セットアップルーティンを明確にして自分の感覚だけでなく、
スパット(目印)・手順など客観的な情報を利用して構えます。
構えたらあとは球のスピード、ラインなど目標に達するまでのイメージを大切に、スムーズに気持ちよく
ストロークします。
ルーティンや事前動作の際には正確を期してデジタルで、ストロークは開き直って気持ちよくアナログで。
これがショットを成功させる秘訣です。
勿論ショットやアプローチも同様です。適当に構えてその後一生懸命ダフらないように打ってミスする人も
多いですね。ダフリにくい構え、ボールの位置を事前に作る事が大切で、それからは信じて気持ちよく振る。
その方が圧倒的にミスをしにくいものです。
ちなみに前述のパッティングにおいて「まっすぐ引く」事や、「手首の動きなど正しいストローク」を意識する
事は勿論大切なことですが、それらは練習時にやることでありコースでやる事はおすすめ出来ません。
目標に対する意識が疎かになりやすいからです。
「前もってやるべき事をやらずして後であがく」よりも「人事を尽くして天命を待つ」
やる事をやってあとは運任せぐらいの意識を持った方が成功率はぐんと上がります。
プロや上級者のショット、パットでは表面的なことにばかり目が行きがちですが
このような事も含めて自分は「技術」だと思います。
上手く打てる人の本質を盗みましょう。
ススメ その16 ボールの位置は足を基準に決めてはいけない
皆さんはショットの際のボールの位置はどこを基準に決めていますか?
よく聞くのは「ドライバーは左足かかと線上」「ショートアイアンはスタンスの真ん中」などですが
ぜひこの機会に本質を知っていただきたいと思います。
ボールを置く位置というのは何に対して決めるかというと「クラブの最下点」です。
クラブの最下点を決める目安は(首の付け根辺りの)背骨です。
ボールはあくまでも背骨に対し何処に置くかが焦点になります。
考えてみると分かりますがドライバーで左足かかとに置いた場合、右足を拡げてスタンス幅を
ものすごく拡げてみるとクラブはボールのポジションまで届かなくなります。
逆にスタンスを著しく狭めてみると詰まるような感じがして打ちにくくなります。
これは右足に伴って背骨(最下点)も左右に動くからです。
だからドライバーの場合は「スタンスは肩幅」という制約もつくのですが、程度の差こそあれ
スタンス幅には人それぞれタイプ(好み)があります。
広めの人は基本的にやや内側にボールが入りますし、狭めの人は若干外側に出るのが正解です。
岡本綾子プロがレッスン書の中で「左足のかかとよりは左足土踏まずの前に置きなさい」と
言っていますがこれも岡本プロが若干スタンスが狭めだからと推察できます。
またコースではかなりの傾斜地でスタンスをかなり広くとる場面もあれば
アプローチで狭めにややオープンに構える場合もあったりと状況によって
足の形は著しく変わります。こんな場合でもボール位置は背骨に対して何処に置くかだという事が
分かっていればボールの位置が原因でミスすることもなくなります。
またドライバーに関してはティーアップの高さも密接な関係があり低いのに左に置き過ぎたりするとチョロ、
逆に高いのに右に置き過ぎたり(最下点に近すぎたり)するとテンプラを誘発します。
ドライバーの場合の左足かかと線上(スタンスは肩幅)というのはあくまでも目安です。
自分のスタンス幅やティーアップとの兼ね合いの中で最適なボール位置を見つけて下さい。
ススメ その15 クラブの選択肢について考える
先日とある人との会話の際に出てきた言葉で「ティーショットをアイアンで打つと周りから
意気地なしとからかわれるからついドライバーを持っちゃうんだよね〜」とおっしゃっている方が
いました。
そういえば自分がサラリーマンのときのラウンドでも、同伴者にそうのような冷やかしを
受けたことがありました。
さて、アイアンでティーショットをするということは本当に意気地がないことなのでしょうか?
自分はこのように考えを説明しました。
クラブにはそれぞれ特徴があってドライバーは「距離をメインで攻める」アイアンやFWは「方向性やポジションで攻める」
「両方とも「攻め」であってドライバーが攻めでアイアンが守りとは考えない方がいいですよ。」と。
しかもドライバーはフェアウエイに飛べば距離と方向の両方が手に入りますが、アイアンなどの場合
上手く打ててもドライバーの距離は手に入りません。しかもラフに入ったり、当たりが悪かったりすると
距離が予想以上に残るリスクもあります。
それを考えても、方向性やポジションを重視してティーショットを打てる人のほうがむしろ勇気があるとも言えます。
大切なのは攻めの手段の選択肢を持つことであって、ドライバーしか選択肢がないというのでは
逆にマネジメントの幅は狭まります。
ホールアウトまでのルートを自由な発想で決められるのがゴルフの楽しさの一つでもあります。
固定概念に縛られず色々な可能性を模索したいものですね。
ススメ その14 ゴルフの本質はターゲットゲーム(上手くなるための優先順位を考える)
自分の初ラウンドは大学2年のとき、神奈川のコースで比較的簡単なコースではありましたが
スコアは89でした。同伴の父や父の友人にもびっくりされたものです。
なぜこんな話をするのかというと別に自慢したいからではなく(笑)、アベレージの多くの人に欠けている
部分が結果的に身についていたからです。
当時はバブルの時代でゴルフにはものすごくお金がかかりました。バイト三昧の大学生にそんな余裕はなく
楽しみといったら週1の練習と月2のショートコースでした。そのショートコースは最長でも80ヤードくらいの
ショートコースでしたが3000円で回り放題だったので朝から晩までSW一本でラウンドしてました。
クラブもお古の6アイアンとSWの2本しかもっていなかったので練習もこの2本が主体でした。
さて、ある程度の月日がたつとショートコースでは9ホールでイーブンから2オーバーくらいまでの間で回れるように
なっていました。
いざ初めてコースに出たときにはドライバーは大スライス、ロングアイアンは打てないはで
大きいショットは大変苦労しました。・・・が80ヤード以内に入ればSWを使ってそこから3打で
あがれるようにはなっていたので、林や斜面に行ってもとにかくその領域までボールを運ぶようにしていたら
結果的に89のスコアになっていたのです。
ラウンドレッスンなどをしていると多くの人にはその3打の領域(テリトリー)が存在していません。
よほど難しい状況でなければ、ほぼ3打であがれるという領域があるとこんなにコースで心強い事もありません。
大きなミスをしない限りダブルボギーを叩かないからです。
大きなショットよりも小さなショットをターゲットを決めて練習する。
こうするとゴルフの本質は「ターゲットゲーム」であるという事が無意識に身につきます。
よく「まず振る事から初めて正確性は後でいい」という教えがありますが自分は反対です。
よほど練習環境に恵まれた人ならいざしらず、ターゲットに関する意識をおざなりにして
振る価値観が一旦身についてしまうとなかなかそこから脱っする事ができなくなります。
「まずターゲットにボールを運ぶようにして、そのターゲットを少しづつ遠くにする」
そのほうがアプローチはおろかいづれはドライバーの正確性も上がると思いませんか?
「フルショット」という言葉がありますが「フルショット」とは「思い切り振るショット」の
事ではありません。「そのクラブで可能な最長距離のアプローチショット」の事です。
照準のないライフルはコースでは何の役にも立ちません。
考えてみれば野球も最初はキャッチボールから覚えて、だんだんその距離を伸ばして
遠投でも相手に届くようになります。一番大切なことは相手の胸に正確に投げることです。
ゴルフでは「相手はどうでもいいから、とにかく遠くに投げろ」という人が多いから不思議です(笑)
余談ですがグリーン周りでも「転がし」から先に覚えてそればかりやっていると
後々苦労することになります。生理的にSwでのアプローチやフェースを開くということが出来にくくなるのです。
Swから覚えると最初は難しいかもしれませんが、後からでも転がしは楽に覚えられます。
転がしをやるにしても、上手くいかなくてもいいのでSwの練習の方も多めにしていた方がいいでしょう。
「大きいもの」よりも「小さいもの」から
「転がし」よりも「上げる」クラブで。
正しい打ち方を信頼できるインストラクターに教わって上の比重(順序)で進めれば
かなり効率的に上手くなれると思います。
多くの人は逆なのでは・・・?
今思えばその点で(結果的に)自分はラッキーでした。
ススメ その13 メンタルコントロールを身に付けよう
自分は仕事柄お客さんとラウンドすることがあります。
スコアが安定しなかったり、悪かったときなどにラウンドの感想をいって頂くと
「ショットの調子が・・」とか「パットが悪かった・・」などの分析が多いです。
もちろん技術的な事はあるのですがメンタルによって技術を発揮できなくなる事も多いということにも
気づいて頂きたいです。
ここで自分を保ってラウンドするための心がまえをミックス1ボールのダブルスを例に説明します。
例えばダブルス競技があってそこに自分と同じ力量のBさんと組んで参加したとします。
競技方法は「ミックス1ボール」一つのボールを交互に打つ方式です。
さて、あなたは
○ショットを打つときに次にBさんになるべく負担をかけないように気をつけますよね?
○攻めるか、守るかなどショット、パットの前に戦略をBさんと相談して決めますよね?
○Bさんがミスをして落ち込んでいるときは「ドンマイ!次俺がんばるよ」と言ってあげますよね?
なぜこれらの事を行うかというとBさんに前向きにプレーしてもらい、ラウンドを充実させたいからです。
そしてBさんも同じ事をしてくれるときっとそのラウンドは上手くいくでしょう。
さてここで普段のラウンドは自分Aと自分Bとのダブルスでやっていると考えたらどうでしょう。
○あなたは次に打つ自分Bさんの事考えて打ってあげてますか?
○ショットの前にちゃんと自分Bさんと相談して戦略を決めてますか?
「自分になら迷惑かけてもいいや」と自分勝手にプレーして自分Bさんが内心怒ってませんか?
○自分Bさんがミスをした時「このヘタクソ!俺にあんな所から打たせるなよ」ってののしっていたりしませんか?
お互いがこれをやったら、このダブルスはきっと自滅の一途をたどることでしょう。
普段のプレーは自分Aと自分Bとのミックス1ボールです。
同じ状況でもメンタルの状態によって成功率には格段の差が出ます。
スコアに波があったり、普段の練習の成果が出せないと嘆く人の多くはメンタルコントロールの
重要性に気づいていない事も多いようです。
自分はラウンドレッスンの最中にあえて何ホールかミックス1ボールでプレイしていただく事もあります。
ぜひ自分に前向きにプレイさせてあげてください。
ススメ その12 パッティングで大切なのはフェース面のコントロール
パターの方向性が悪い人に一つ練習方法のアドバイスです。
よく、「まっすぐ引いてまっすぐ出す」とパターの軌道に神経質に練習している方がいらっしゃいます。
確かにその練習は否定するものではないのですが、パターが苦手であるのなら知っておいて頂きたいことがあります。
試していただくと分かりますが
@フェースを目標に向けたまま軌道をあえてアウトサイドイン(インアウトでも構いません)に振ってみる。
Aフェースを少し左に向けて構え、軌道を目標に対しまっすぐに振ってみる。
@とAでは圧倒的にAの方がミスパットになります。
つまりパターの特性上、軌道よりフェースの狂いの方が結果に大きく影響するということです。
となれば極端に言えばいいパッティングの条件は
「フェースさえラインにスクエアな状態を作れていれば、軌道は大体(まっすぐ)でいい。」ということになります。
さて・・
フェースコントロールが狂う原因は主に二つあります。
・ プレイヤーのストロークに問題があり、インパクト前後でのフェースの向きの変化が大きい
・ スイートスポート(芯)を外す事によりインパクトでのフェースの向きが不安定になる
要はインパクト前後でのフェースの向きを、目標に対しスクエアに保つ事と芯に当てることをメインに
練習するといいという事です。(家でも畳のへりや縫い目などを利用して素振りすると分かりやすいと思います)
最近はパターの形の変化などもあり、行うプロが減りましたが、昔はストロークの前にボールの先に一旦パターヘッドを
置いて、インパクト後のフェースの向きとヘッドのポジションをイメージしてから打つプロが多かったものです。
現実のルーティンで行うは別にして、練習時にやってみると意外とイメージが出る人が多いようです。お試しあれ。
ススメ その11 キャリーとランの比率は一定ではない
アプローチのお話です。
先日生徒さんからこのような質問を受けました。
「AWで寄せる際は、半分キャリーで半分ランでいいんですよね?」
衛星放送のレッスン番組でやっていたそうです。
たまに雑誌などでも目にするような記事ですが、現実はそんな単純なものではありません。
グリーンの状況は平らで、打ち方は一般的なピッチ&ランとして3つのパターンを考えてみます。
@ 残り距離15ヤード ⇒ なんとなくキャリーとランは半分半分くらいで寄りそう・・・かな?
では極端に距離を変えて・・・
A 残り距離2ヤード ⇒ 1ヤード地点に落としたら、2ヤード地点には止まらなそうですね
B 残り距離40ヤード ⇒ 20ヤード地点に落としたら、なんか40ヤードより手前で止まってしまいそうですね
距離によってヘッドスピードが変われば打ち出し角やスピン量も当然変わります。
それによって落とし場所のイメージ、キャリーとランの比率も変わらなければなりません。
しかも、実際にはグリーンの傾斜や硬さ、ボールのライの状況、ボールの位置、フェースの開き具合など
様々な要素が存在し、単純に比率は決められないとわかります。
そのレッスン番組の内容や雑誌の記事を間違いだとはいいませんが、おそらくは初心者の人に
距離感のより所とするための一つの基準として提供しているのだと思います。
機械的にやるのではなく、その状況をよく把握して自分でプランを立てて欲しい。
その方がもっと楽しいような気もします。
ススメ その10 ダウンヒル(左足下がり)からは球を上げる必要はない
よくこんな話を聞きます。「左足下がりは球が上がりづらいから苦手です」
そのように思っている方も多いのではないでしょうか。
そのような話に対する自分の答えは大体決まっています。
「低く打てばいいじゃないですか」
想像してみればお分かりだと思いますが、コースで左足下がりからグリーン(目的地)を狙う場合、
多くのの状況は打ち下ろしです。つまり自分の球より目的地の方が低い位置にあるのです。
当然状況としては球は止まりやすくなります。
左足下がりで球が低く飛び出しても、打ち下ろしなのであれば結果として球は止まります。
ダフリを避けるためにもむしろ低く打つつもりでショットしてもらいたいものです。
左足下がりは「球を上げようとしないで・・」といいますがむしろ「球をあげる必要はない」
多くの状況は意外とそんなものです。
ちなみによく「打ち上げは止まりにくく、打ち下ろしは止まりやすい」といいますが
自分の立っている傾斜が目的地まで変わらず続いている状況であれば、打ち下ろしであろうと
打ち上げであろうと球の止まりはフラット(平ら)な状況とほぼ変わりません。
状況判断の参考にしてください。
ススメ その9 距離感を出すためには・・
パッティングに悩んでいる人、多いですね。
原因は色々あるのですが、ここでは距離感を良くする為の必須事項を紹介したいと思います。
「パターの距離感を出す為に何を気をつけていますか?」という質問をすると多く返ってくる答えの
一つに「ふり幅」というものがあります。距離が長くなればふり幅も大きくなる・・・なるほど、確かに定説です。
ではここで考えてみましょう。パターヘッドがゆーっくり大きく動くのと
ふり幅が小さくても早く動くのとではどちらがよく転がるでしょう?
そう、小さく早く動く方が転がる量が大きくなります。
つまり転がる距離を決める本質は何かというと、ヘッドの動く量(ふり幅)ではなくてスピードということになります。
距離感を出すということはヘッドのスピードを管理するということなんです。
「ヘッドのスピードを管理するってどういうことよ?」
例えば想像してみましょう。車のスピードメーターの単位は「km/h」 一時間あたりに何キロ移動したか・・・です。
車に関わらず様々なスピードの単位・定義は「単位時間当たりの移動量」で表現されます。
ふり幅(移動量)ばかり考えていても距離感は整いません。プレイヤーの管理するもう一つの重要事項は「時間」です。
どの距離を打つにしてもストローク時間を同じにする。
同じ時間なら、ふり幅(移動量)が大きい方が当然スピードが速くなりボールも転がります。
時間管理がまちまちだと移動量に伴うスピードが安定せず距離感も安定しない。
距離感がなかなか合わない人はショートパットからロングパットまでのストローク所要時間を同じにするよう練習して下さい。
インパクトの強弱で距離感を出すのは否定はしませんが、ヘッドの加速度の増減が激しく、カンを保つため練習量が必要だったり
しますのであまりオススメできません。
プロなどはメトロノームを利用して練習する人もいます。リズムやテンポが大切といわれる所以です。
ススメ その8 理論と方法論・感覚論を明確に区別しよう
雑誌などをよくご覧になる方は感じる方もいらっしゃるかと思いますが
最新の●●理論、●●打法なる言葉が乱発されていて、見ているほうは
「なんでこんなに沢山の理論や打ち方があるねん!」って突っ込みたくなってしまいます。
理論というのは基本的に「万人共通の普遍もの」であるべきだと自分は考えます。
・物理的に合理的な衝突を起こすための物体の動き方、物理現象
・合理的に人間の身体が力を発揮する仕組み、筋肉や骨格の動き方
などは決まっています。これらが理論です。
そんなにたくさんあるものではないんです。
例えばみなさんは「肩を回す」「肩を入れる」というのがスイング理論だと思っていませんか?
これらは理論ではなく上体の筋力をスイングに反映させる理論的な動きを
プレイヤーの体感や映像をもとに現した「方法論」や「感覚論」です。
正しい動きを具現化するためのイメージといってもいいものですが、これらは人それぞれで
みんな一緒のものではありません。
そもそも「肩を回す」と聞いて本当にみんな一緒の動きを思い浮かべているのか疑問です。
プロやインストラクターの人でも、自分では出来ている実際の動きを第三者にきちんとわかりやすく
解説できている人は少なく思います。
「なぜ肩を回すと飛ぶのですか?」という質問にきちんと根拠をしめして説明できた人は
ほとんどいません。
「そりゃ、捻転を作るためだよ」「なぜ捻転を作れると飛ぶのですか?」
「そりゃねじり戻す力がパワーになるからだよ」「・・・」
アドバイスするからには「なぜ」に答えられなければいけないはずなのに抽象的な答えが多い・・
だから自分の上手くなって来た過程を感覚的に表現したり、見た目の映像のまま実際には
不可能な身体の動きを伝えてたりすることになりかねないのです。
「こうすれば上手く打てる!」雑誌などでプロが解説する動きのほとんどは「方法論」です。
何のための動きなのか、本質的にどこがどう動いているのかを分からないでトライするのは
自殺行為に近いです。
あとはゴルフスイングならではの「造語」の氾濫も目立ちます。
「シャフトプレーン」や「●筋(ありもしない筋肉)」、「●打法」など・・・。
言っている内容がいい、悪いは別にしてこのような考え方や言葉が一般に浸透すると
ゴルフのスイングはどんどん特別で複雑なものになっていきます。
雑誌やビデオなどを売り込むためにはインパクトも必要なのでしょうが
ゴルフが初めてという人にでもゴルフスイングとはどのようなものなのか
理解できるよう解説できていないものは失格だと思います。
ススメ その7 低重心ドライバーに思うこと
ここ最近メーカーから発売されるドライバー、重心を低く設定されているものが多いですね。
これはバックスピン量を少なくしてフケる球を少なくする事を目的にし、
飛びの要素である高打出し、低スピンを実現するためですが、この低重心ドライバーは
注意が必要です。理想の弾道のためには低スピンがいいのではなく最適のスピン量で
打つことが大切です。プロや上級者などで現在バックスピンが入りすぎる人にとっては
メリットがありますが、アベレージの方には危険がいっぱいです。
・最適スピン量(2000〜2500)より少なくなり逆に球が浮かなくなる。
・バックスピンが減ることにより曲がりが大きくなる。
自分の周りにもメーカーの文句を鵜呑みにし、失敗した方が多くいらっしゃいます。
これらののドライバーを買う際には以下に注意される事をお奨めします。
・試打する
これは一番確実ですが、打球の見えるところでの試打をお奨めします。
もし可能であれば自分の普段使っているボールを2、3発打ってみると更にいいでしょう。
コンピューターでデーターをとる所もありますがデーターは大体甘く出ます。
つまり、実際は浮かないのに「ロフト9度のものでもOK」となることが多いのです。
自分も雑誌の取材で各有名メーカに出向いてのフィッティングを行いましたが、
やはり同様の結果が出ました。ショップのデーターにおいても自分の経験上同様です。
もしデーターを頼りにするのであればショップでのフィッティングよりロフト、シャフトなど
余裕を持たせた方がいいでしょう。
・ロフトを増やす
ヘッドの大型化により球が上がりやすくなっているとは言われていますが
スピンが少なくドロップしてしまっては意味がないです。
少なくともロフトは立てない方がいいでしょう。
プロも昔よりはロフトが寝る傾向にあります。
ちなみにロフト10度と9度・・・たかが1度の差と思う方もいらっしゃるかと思いますが
そのロフト差は割合で行くと10%です。ロフト40度と36度の違いと同じということです。
つまりアイアンで一番手程度の違いがあるということを知って下さい。
さて現在球が浮かない、コントロールが難しいと悩んでいる方は、ウレタンカバーを
採用しているスピン系のボールをお奨めします。
その中でもよりスピンのかかりやすいボールを試してください。
俗に言う飛距離追求型のボールはバックスピンがかかりにくく出来ています。
むしろスピンの入るボールにすることで逆に飛距離が伸びたり、球が浮くこともあるからです。
自分の今使っているクラブと弾道、特性等を考慮して正しいクラブチョイスをして欲しいですね。
ススメ その6 「強めに打つ・・・はご注意あれ」
いま3メートルの若干のぼりのパーパットが残っているとします。
曲がるかどうかも微妙な距離です。
ここで多少強めに打って曲がる前に入れようと考える人も多いでしょう。
さて、この強めに打つ・・・ですが皆さんはどのようなイメージで
打っていますか?
1. カップまでの3メートルの距離に対して強めに打つ
2. 4メートルの距離をイメージして普通に打つ
どちらが正解、不正解かは一概に言えませんが
1.のイメージを持っている人は必要以上に強く打ってしまったり
逆にそれを警戒して緩んだりしてしまう傾向にあるようです。
思い当たる人にはむしろ2.のイメージをお奨めします。
その方がフェース面も狂いにくく、ヘッドスピードのコントロールもしやすいです。
最初に2.をイメージしている人も多いと思いますが、実際打つときには
カップまでの距離に対して強弱を出している人も少なくありません。
カップに対し「強めに、弱めに」は実際にどの位のタッチで打つかが不明確で、
意外と入らないものです。
今回はショートパットを例にしましたが、パットの距離に関わらず、
タッチを明確にしてから気持ちよくストロークする。
イメージが変わるだけでも結果が出るかも知れませんよ。
ススメ その5 「下半身リードは必要か」
よく聞くスイング理論の言葉で「下半身リード」なる言葉があります。
一概に否定する事はできませんが、基本的に自分は推奨していません。
たまに下半身リードを意識している人がいます。その人に自分は質問します。
「アプローチの際は下半身リードを意識しているのですか?」 「いいえ」
「でもフルショットのときはやってるんですよね?」 「はい」
「じゃあ下半身リードを意識する所としない所の境界線はどこですか?」
「55ヤードと50ヤードのアプローチで腰の切り具合はこれぐらい・・・なんて
微妙に使い分けているんですか?」 「・・・・・・んーっ」
ここまで話すと「そりゃそーだね」となります。
アプローチとフルショットでは上体で使う作用の量が勝手に下半身の運動量を
反作用として決めているだけです。
もちろん反作用で自然に下半身が反応するような体勢をとる事が大切ですが
シンプルにするのであれば「右足のけり」「腰の切れ」などの類の意識は
いらないと思います。
コンマ数秒の間にそんな一瞬の動きを意識して安定してショットが
続くとは思えません。それらは正しいスイングの過程で自然に起こってくると
いうことを知ってもらうといいですね。
ススメ その4 「練習場では調子よかったのに・・・その本質は?」
みなさんこのような経験はありませんか?
せっかくのラウンド時、意気込んだ割にはショットが悪くて
「あーあ、昨日練習場での調子は良かったのになー」
傾斜や芝の状況、ハザードなどコースでは練習場にはない様々な状況があります。
だから一概にコースでは思うように行かない。これ世間でよく言われていることです。
ここでもう一つ大きい要素と思われる僕の見解を述べます。
「練習場では良かった」・・・なるほどそうでしょう、練習している時にはよかったんでしょう。
で、ここで意地悪な質問「本当に練習の一発目から調子良かったんですか?」
ほとんどの人がここで「うっ」となります。
そうです、多くの人は練習場で100発、200発と打つうちになんとなく慣れて打てるように
なってるんですよ。
コースはその状況で一発目から結果を出さなければいけないゲーム。2発目以降はないんです。
そのためにはある程度の合理的なスイングがやっぱり不可欠です。
ここで僕の結論、「練習場もその人の立派な実力」ただし「一発目が」ですよ。
ススメ その3 「得意な打ち方は練習する必要はない」
例えばアプローチなどで打ち方を決めている人がいます。
ランニングやピッチエンドランなど「私はこの打ち方一本です」という方が非常に多いです。
「ためしに打ってみてください」というと、まあ確かに上手く打つんですね。
「じゃあ、フェースを開いて止めるアプローチを覚えてみましょう」と言うと「えー、上手くできない」と
いう答えと共に嫌がります。そして自分が得意なアプローチばっかり練習しているんですね。
練習場というのは自分の技術の幅を拡げる場所です。練習場でミスすることを嫌がる人が多すぎます。
ミスしないように打つということは自分の技術の幅を拡げることは出来ないんです。
上手く打てるショットは確認程度で十分です。
大して練習しなくてもいいんですよ。だって上手く打てるんだもん(笑)
ミスを恐れず自分に様々なことを体験させてあげる・・・これが出来る人は自分の幅も拡がり
上達するスピードも速いです。
冒険する人が成果を得る。これゴルフに限った事ではないと思います。
ススメ その2 「ホールアウト後にスコアを数えているようでは
マネジメント力は身につかない」
ホールアウトをしたそのあとスコアを数えている人、多いですよね。
そのような事を繰り返している人はスコアマネジメント力が身につきません。
ゴルフでは全く同じシチュエーションでも次のストロークが何打目かによって選択肢が変わる事が
よくあります。
例えばロングホールでグリーンまで残り200ヤード、グリーンの手前がクリークというショットが残ったとします。
男性であれば大きなミスショットをしなければ届くと言う人も多いでしょう。
でもこのシチュエーションで次のショットが2打目の場合、あるいは3打目、4打目の場合では
選択肢が色々と変わる可能性があるというのは分かりますか?
何打目でも狙う人、何打目でも刻む人もいるでしょうし、○打目の場合は刻むけど他は狙うと言う人もいるでしょう。
自分がきちんと決断をしているのであれば正解、不正解は一概には言えませんが、
上級者の人たちは必ずといってもいいほど戦略を決める際にこれらの事を考慮します。
たとえ2ケタのスコアになってしまっても構いません。
きちんと自分が次に何打目を打つかを把握してプレイする事です。
何も考えずに打った打数が結果的にそのホールのスコア、そんな行き当たりばったりのプレイを
していると上達はなかなか望めないと思います。
ススメ その1 「沢山のアドバンテージに目を向けよう」
コースでより沢山のアドバンテージ(優位性)に目を向けられるようになると確実に
コースマネジメントの幅が広がります。
たとえばあなたがある相手と勝負をしていたとします。2人はこれからグリーンを狙っていきます。
その相手よりも自分が有利と感じるのはどんな時ですか?
多くの人が一番最初に思いつくのは、その相手より.残りの距離が短いこと・・・ですね。
それではその他には・・・自分が思いつくものをあげてみます。
・ライ(傾斜)の状況がいい
・ライ(芝・・フェアウエイ、ラフなど)の状況がいい
・グリーンやピンを狙うアングルがいい
・風向きがやさしい
・得意のクラブ(距離)である ・・・などなど
グリーン上なども考慮するともっと沢山のアドバンテージが存在します。
コースマネジメントにおいては今おかれている状況から、どのアドバンテージを取りに行くかが
大切になります。ラウンドレッスンなどをしているとほとんどの人は距離のアドバンテージにしか
目がいってません。例えば林の中から「少しでもグリーンに近づけよう」と無理に大きいクラブを
持ってミスしたりすることが少なくないのです。
車を運転されている方はお分かりかと思いますが、車を運転する上で大体の基準となるのは「時間」です。
「最短距離」を走れば「最短時間」で走れるとは限りません。
時間帯(昼・夜)や渋滞状況を判断してその都度違う道を選んでいるはずなんです。
コースマネジメントは車の運転に似ています。「最短距離」=「最小スコア」とは限らないのです。
もっと幅広くコースを眺めてプレーして欲しい・・・そんな風に思います。
Break Time
これは自分のボーケイウエッジです。
プロのウエッジも調整しているクラフトマンに
作ってもらっちゃいました(^−^)。
ガンブルー加工を施してD3にバランス調整。
ヒール側とバンス側を削って開きやすくもしています。
色もミーハーでお気に入りのウエッジです♪